2/11(火・休)茅ヶ崎市美術館での先生向け鑑賞会
対話で美術鑑賞
2025年01月18日
2月11日(火・休) 、茅ヶ崎市美術館にて「先生応援ギャラリーツアー」鑑賞プログラムを実施します!
「生誕130年 青山義雄とその時代」展を一緒に鑑賞して、対話をします。
講師はARDA代表 三ツ木紀英がつとめます。
先生方に、美術館訪問や鑑賞授業のヒントにご活用いただきたく、ぜひご参加ください。
申込:美術館へ電話(0467-88-1177)
<プログラム>
・アートカードを使った来館前の事前準備や、美術史の知識がなくとも鑑賞を楽しめる「対話型鑑賞」
遠足や社会科見学、美術の授業など、児童や生徒さんと美術館を訪問する際にお役立てください。
・参加者同士の意見交換と講師との質疑応答
所属の枠組みを越えて先生方でご意見やお悩みを共有していただき解決のヒントを見つける場。
場所:茅ヶ崎市美術館 2階アトリエと展示室1
〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45(市立図書館隣り・高砂緑地内)
日時:2月11日(火・休) 13:00-15:00
対象:保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学の教員、学童スタッフ
定員:10名(申込制/先着順)
料金:無料(鑑賞プログラムにつき青山義雄展も無料でご鑑賞いただけます)
申し込み:電話(0467-88-1177)または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。
定員に達し次第、受付を終了します。
生誕130年 青山義雄とその時代
2024年に生誕130年を迎えた画家・青山義雄(1894-1996)をご紹介します。
1894年、現在の神奈川県横須賀市に生まれた青山は、父の転勤に伴い三重県、北海道で少年期を過ごしました。1910年に絵画を学ぶため上京した後、1921年にフランスに渡ります。その後一時帰国を挟みながら生涯のほぼ半分をフランスで過ごし、1986年からは茅ヶ崎市東海岸のアトリエを兼ねた住宅で最晩年まで制作を続けました。
アンリ・マティス(1869-1954)に「この男は色彩を持っている」と評された青山の作品は、その多くが鮮やかな色彩で描かれています。フランスの海岸風景、美しい夕景、そしてバラや百合などの花々を題材にした彼の作品は今も人々を魅了しています。青山は生涯マティスを師と仰ぎ、画壇と一定の距離を保ちつつ自分の画業と向き合い続けた画家でした。その一方で梅原龍三郎(1888-1986)が創立に携わった春陽会へは長きにわたり出品し、共に制作に励むなど梅原とは強い繋がりがあったことがうかがえます。
(出展: https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/8419/ )