すでに150戸の仮設住宅が建っていて、新しい生活をはじめた方々のために 「アートインクルージョン大震災復興支援チャリティーイベント」が開催されました。
中津川浩章(美術家)さん「アクション・ドローイング!-からだぜんぶでセンをかこう!」と、
新井英夫(ダンサー/体奏家)さん「ほぐす・つながる・からだであそぶ!-動いて楽しむからだのコミュニケーション-」の2つのワークショップを2回ずつ、計4回を行いました。
新井さんのくねくねチューブ人間。
お手伝いにきてくれた宮城教育大学の学生さんも中にはいって、名演技。
メインステージに新井さんが立ち、ミニ・ワークショップがはじまると、空気が一転。
障害のある人もない人も、被災地の人も東京から来た人も、大人も子どももお年寄りも、みなが手をつなぎ、ふれあいを楽しみました。
お互いの背中をさすって~、、、
輪をくぐって~、、、
みなさん笑顔で、会場に一体感がうまれ暖かい空気に包まれました。
こちらは引き続き、ブースでのワークショップ。
地下鉄長町駅の入り口まで移動して、即興ダンス。
参加した学生さんは、
「『見られている』という恥じらいが、だんだんと『見て!』『どや!』というかんじになった。」「お年寄りと同じ年齢のようにはしゃげた。」「元気、パワーを分けてもらった。」
「(駅前でおどるという)シュールな雰囲気がまたよかった。」
と、はじめてのからだのワークショップを思い切り楽しんだようでした。
また仮設住宅からいらした方も、
「すごく、楽しかったわ!」「来て良かった。」と、満面の笑みで口々にお言葉を。
見ていたご家族の方も「デザイン的にもきれいで、からだも動かせて良かったね~。」と声をかけていらっしゃいました。
私たちまで、暖かい気持ちになりました。
このチャリティ・イベントは、10月にまた開催されます。
そのときも、ぜひ参加したいと思います。 (三ツ木)