やまとアートシャベル 4期生研修レポート(後篇)
アートしゃべる四期生の研修は今回で6回目です。概念的な講義から、実務的な対応についてのレクチャーなどこれまで、対話型鑑賞についてたくさんのことを学んできました。四期生の皆さんは一度の講義で聞いたことをあっというまに消化して自分のものにでき(!)、講師の三ツ木にもデビューが早そう!と今回の研修でも褒められていました。今回は前回の研修で習ったアートカードの練習や、対話型鑑賞の練習をしてスキルに磨きをかけました。
飲み込みが早いだけでなくアートカードを家に持って帰り自宅でお子さんやご家族を相手に練習を重ねている、積極的な研修生たち。努力を怠らない姿勢が優秀な四期生の皆さんを作り上げているのだと思います。10月にはいよいよ学校現場でアシスタントデビューをします!
雰囲気の良さは研修中のお互いへのアドバイスにも現れ、とてもいい場が出来上がってきています。お互いを分かり合えているからこそ、ともすると厳しいと感じる指摘も素直に受け入れられるのだと思います。早くも腹を割って話せる仲になっている大和アートしゃべる四期生。これから現場でもこのチームワークの良さが発揮されそうです。
四期生の研修に立ち会わせていただくようになってから、
前回から1ヶ月ぶりの今回の研修では5名の方がファシリテーターの練習をして腕を磨きました。四期研修生の皆さんは、これまでの研修で学んだことを確実に身につけてめきめきと成長を続けています。ファシリテーター役もそうですが、鑑賞の流れを書き留め司会を務める係もなかなかやり甲斐があります。ちょっと難しいですがこれもファシリテーターの勉強に繋がるので皆さんとても真剣に取り組んでいます。
一度習ったことを忘れず、完璧に身につけているところが四期生の素晴らしいところ。さらにどうしたら良くなるか、講師の三ツ木の指導にも熱が入ります!自主練習を頑張っていることもありとても落ち着いて笑顔も出ていていい感じでした。鑑賞授業の現場で子どもたちが喜ぶ光景が目に浮かびます。
(関)