NPO法人ARDA
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都高美工研との鑑賞教育PTで年賀寄付金配分が決定!

対話で美術鑑賞 2016年04月04日

平成27年度に東京都高等学校美術工芸教育研究会と協働で鑑賞プロジェクトチームを設置し、新しい取り組みを模索してきました。当初は有志7人の先生方とスタートしましたが、研修会で「アートゲーム」や「対話型鑑賞」を学ぶことで、20人を超える先生方が共感して、授業に取り入れようとしています。

 こうしたステップを踏んでARDAでは昨年11月、条例に基づく条件として文部科学大臣の意見書も添えて、年賀寄付金配分を申請しました。種類は、社会に先駆的事業として4年間継続配分が可能なチャレンジプログラムとしました。
 そして3月29日に主催の日本郵便株式会社から配分決定の通知書が届いた次第です。1年間不安を抱えてきた活動資金に目途が付きましたが、そのことよりも、今後の活動について改めて責任感とやりがいを感じております。

 最後にこのプロジェクトの狙いを、ご紹介します。

・高校卒業までの限られた時間、生徒によっては社会人となるまでのわずかの期間に、美術工芸教科で「コミュニケーション力」「主体的に学ぶ力」を育めることを示す。

・小学生向けの活動では市民ボランティアが担っている「コミュニケーター」の役割を、高校生自身が果たし、全人格的な成長の一助とする。高校生徒のみならず、地域の中学生にも提供することにチャレンジする。

nenga

(おぐち)