NPO法人ARDA
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やまとアートシャベル「うーん、納得できない!」

対話で美術鑑賞 2018年01月11日

3年生のこどもたちとの授業に行ってきました!教室に入ると、とっても元気な挨拶で私たちを迎えてくれ、わくわくしながら待っていてくれた気持ちが伝わってきました。

最初はアートカードを使って神経衰弱ゲーム!世界中のアートをよーくみて、みんなでカードの共通点をみつけていきます。
ある子が「うーん」といって”納得いかない”意思表示をしてくれました。
シャベラー的にはチャンス到来!もっともっと、みんなで絵に近づくきっかけになります。
納得いかなかった子が、どんなところが納得いかないのかをすごくがんばって説明してくれました。他の子たちはそれをじっくり聞いて「あ~」いう反応をして納得の様子。
と同時に、みんなの視線と姿勢がぐっとアートカードの絵に近づきはじめました。
その後は、子どもたちからさらにいろんな意見が出て、全員笑顔で「なっとくー!」ができました。

 

自分の意見を伝える、相手の言うことを受け入れる、それでもってみんなで意見をつくるというプロセスを、3年生がこんなに自然に、かつ楽しみながらやっていることが本当にすごいなと感じると同時に、アートというツールの器の大きさも改めて実感しました。(おじゃ)