<西東京市・アートみーる> 1期・2期合同 お楽しみ遠足@武蔵野美術大学美術館
8月からの夏休み期間中は小学校もお休みなので、アートみーるの学校訪問もしばしお休みになります。月平均2校をまわる活動のなかで1ヶ月空くのは貴重で、これまでの復習やスキルアップに充てる時期としても最適です。
アートみーるではこの貴重な夏の間に去年から研修の特別版「お楽しみ遠足」@武蔵野美術大学美術館を実施しています。 今年も美術館の全面協力のもと遠足に行ってきました!
今回初めての試みとして西東京市文化振興課のホームページを通じて一般参加者への参加呼びかけも行ったところ、1期生・2期生の14名を加えてみーるさんの家族・お友達・ホームページからの応募で16名も集まり計30人というにぎやかな会になりました!展示室をお借りしたのは「絵の始まり 絵の終わりー下絵と本絵の物語」という日本画の展覧会です。 武蔵野美術大学は西東京市からも近い小平市にあり、無料にも関わらず貴重な作品を見られる展覧会も多々開かれています。 参加者からも初めて来たけどこんなに大きな美術館があるなんて知らなかった・・という声が毎年あります。
みーるさんたち、朝10時の開館と同時に入場しどの作品で鑑賞をするか1期生が決めていきます。 2期生は今回は鑑賞者としての参加です。 昨年度の反省を思い出しつつみんなサクサクと自主的に動いていました! 11時前に一般参加者をお迎えしたあと、グループに分かれていよいよ展示室へ出発! 15分ずつ、2作品で対話をしていきます。
鑑賞終了後にはみーるさんでのふりかえりもきっちりと。 よかったところ、課題として残ったところをみんなで共有します。 今年はどのグループからも作品選びがうまくいったという声が上がり大成功だったようです! 大人と子どもが混ざったグループでも互いの考えを尊重してしっかり聞いていたのが印象的だったという感想もあり、 年齢や立場を超えて対等な場を生み出す対話型鑑賞の奥深さも感じました。 お楽しみ遠足はみーるさんにとって息抜きでもあり、夏以降の活動へ向けて気合いを入れ直すような場にもなっています。 これからも継続していきたい活動のひとつです。 (石川)