対話型鑑賞ファシリテーター養成講座/2022年4-6月
全3日間の対面ワークショップ講座+3時間のオンライン講義視聴という短期間で、鑑賞ファシリテーターとしての理論と実践を集中的に学ぶことができます(春講座の2日目はオンライン実施)。
2012年の開講以来、約200人が卒業し、社会の様々なところで対話型鑑賞ファシリテーターとして活躍しています。
<講座の特徴>
1)3日間の集中的で実践的なプログラム。体験・理論・実践の往還し、”考え方”と”態度”を自分のものにする
3日間で対話型鑑賞に必要なことを集中的に学んでいきます。参加者としてリアル対話型鑑賞を体験したうえで、背景にある理論を学びます。理論に基づき実践し、結果としてどのような影響を場に与えたかを省察します。これらを繰り返しながら、ファシリテーションの考え方と態度を身につけていきます。理論のレクチャーはオンライン講座で視聴し、全3日間の中では繰り返しファシリテーションを実践してゆきます。充実したテキスト付。
2)講座全体が対話型。本気で参加すればするほど学びが深くなる
講座のなかでは、即興的に生まれる対話で起こるリアルな事象を丁寧に取り上げ、理論を土台にしながら、一人一人がファシリテータとしての在り方を探求してゆきます。生きた事象を学びにしていくため、自分が感じたことを率直にその場に提供することが深い学びにつながります。講師と受講生、受講生同士の相互作用で学びが深化していきます。
3)終了後も、ともに”技術”を磨く学びのコミュニティがある!学び続けるフォローアップ環境が充実
ファシリテータとしての在り方と技術を自分のものにし、高めてゆくことは簡単ではありません。講座終了後も受講生同士の経験を重ね学び続けていくために、勉強会の場を支援しています。毎月の勉強会では、期をまたいで受講生同士の経験を交換し、更なるファシリテーションや実践の場づくりのスキルアップを目指すことができます。
参加者は、小中高校・大学・専門学校・日本語学校の教員や、学芸員、アートボランティア、音楽ホールの企画担当、企業人(人事部、企画部など)、アート教室運営者、デザイナー、ダンサー、演奏者など様々なバックグランドの方々がいます。そして、受講後にはさらに活躍されています。
現代社会において異なる他者同士の協働が、これまで以上に必要とされています。中でも、先入観にとらわれず人の意見を「聴く力」はビジネスをはじめ、あらゆる状況において重要だと認識されています。また、アートという答えのない問いをテーマに思考することで、自分なりの答えをもちながら、考え続ける力を養います。対話型鑑賞はアメリカでは美術館や学校だけでなく、企業や病院のスタッフ研修として行われており、修了生とともに様々な可能性を探求しています。
【講座概要】
日時(土日) | 対話型鑑賞を体験しながら、基礎的理論とファシリテーションを実践 | |
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1日目 | チェックイン:本講座の学びについて 体験と講義:対話型鑑賞とは?ファシリテーターの3種の質問と7つのポイント 実践:ミニ・ファシリテーション |
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〈課題と提出〉4週間 オンライン講義視聴:美的発達段階、学びの意義、作品選び 作品選定と提出:対象者を設定し、理論に基づいて作品を選ぶ |
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2日目 *冬講座と春講座はオンラインになります |
講評:課題の作品選びについて 実践:作品のシークエンスづくり 体験:ファシリテーションの準備としての作品研究 |
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<課題> 1週間 作品研究:ファシリテーションの準備 | ||
3日目 | 体験:様々なVTSを観察する 体験:ファシリテーションのコーチング 実践:コーチングファシリテーション チェックアウト:これからの学びについて |
*音楽やダンス映像を題材にした対話型鑑賞にもチャレンジできます。
【日程】
本年度の講座からプログラムを改訂しています。対面講座内の実践する時間と、対話型鑑賞において重要な「作品選び」の時間が増えました。「作品選び」を深く学べる場は他にありません。
現在受付中の春の講座は、2日目のみオンライン講座です。遠方から受講しやすくなりました。
[満席] 2022年春の講座 1日目-4月23日(土)、2日目-5月28日(土)、3日目-6月4日(土)
[次回] 2022年夏の講座 7月1日目、8月2・3日目予定
※行政の指導に基づき会場使用不可になる場合は、講座も中止になります。
※春講座の2日目5月28日(土)はZOOMによるオンライン講座
※夏講座の2日目は会場実施予定
対 象:対話型鑑賞をすでに実践している方からファシリテーターになりたい方、教えることやファシリテーションを仕事にしている方など。アートに関する知識は不要です。
定 員:18名程度 (最低催行人数10名)
受講料:一般60,000円、学生*45,000円、法人93,500円(税込)
*高等学校、専門学校、大学、大学院などの教育機関に通学し、その機関より発行された有効期間内の学生証を提示できる場合でかつ2022年時点で25歳以下の方を対象とします。
感染症対策:感染症対策を徹底して行いながら、実施します。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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