アートカードでアイスブレイク講座 5/31(土)
ビジネスや教育現場でも使える!参加者のコミュニケーションの不安と緊張をほぐし、主体的に話す/きく/かかわるための場づくりを学ぶ
コミュニケーションにおける不安と緊張は、心のバリアを生じさせます。アートカード(=アート作品)を用いたアイスブレイクは、緊張をほぐし一体感を醸成するだけでなく、一人ひとりの感性や記憶、思考を刺激し、参加者が自分らしく参加するための契機をもたらします。参加者が主体的に他者とかかわりあい、互いの違いを興味深く聞き合うマインドを醸成することは、その後の鑑賞や話し合い、プロジェクトの進行において非常に有効です。
この半日の講座では、
● アートカードを用いたアイスブレイクの基本を体験・実践し、対話鑑賞に入る前のアイスブレイクとしてだけでなく、企業研修や、教育・福祉の現場での活用など、さまざまな対象や目的に合わせて、アートカードを使ったワークを導入できるようになることを目指します。
● 講座の中ではアートカードの特性と活用方法を体験したうえで、具体的に対象や状況にあわせアイスブレイクの導入の方法を考えます。
● 講師がフィードバックする時間や、講座後に練習する時間も設けています。
「みる」「かんがえる」「はなす」「きく」といった対話鑑賞を通して育まれる力は、アートカードでも養うことができます。アイスブレイクとしてだけでなく、そうした力を育むためにアートカードのワークショップの方法を学びたい方も、歓迎します。
アートカードとは?
アート作品をプリントしてカードにしたものです。
主に美術の普及と教育を目的に、全国の美術館や出版社などが制作しています。
多くはハガキサイズのカードが数十枚セットになっており、古今東西のアート作品を集めたもの、所蔵作品からセレクトされたもの、現代アートに特化したものなど、さまざまな種類があります。(画像左上:美術出版エデュケーショナル、右上:国立美術館、左下:タグコレ)
今なら参加者全員「問いかけカード」をプレゼント!
市販のアートカードと一緒に使用できる、ARDAオリジナルの発想を促すための「問い」が書かれた問いかけカードを全員にプレゼントします。
【講座概要】
内容:
・アートカードを使ったアイスブレイクの体験と解説
・「問いかけカード」を使ったワークの紹介
・応用とファシリテーションの工夫、デザイン体験
・各種アートカードや付属ツールの紹介
・アート鑑賞のためのアイスブレイクの考え方
・対象に合わせたアイスブレイクの導入方法を考えるワークショップ (講師によるフィードバック付き)
*講座終了後、希望者は講師立ち合いのもと、会場でアイスブレイクの進行の練習時間を設けています。(19時まで)
対象:
・対話鑑賞で率直に話しやすくなるためのアイスブレイクを学びたい方。例えば、想定する対象者と対話鑑賞をする前に、アートカードを用いたワークを通して対話やコミュニケーションを活性化させたい、など。
・企業研修や人材育成、地域コミュニティの集まり、プロジェクトのキックオフなどで、アートカードを用いたアイスブレイクを取り入れてみたい方。例えば、想定する対象者や設備環境では対話鑑賞はハードルが高いと感じるが、アートカードなら導入できそう!など。
日時:5月31日(土)13:30~17:30
定員:15名(12名以上で実施)
会場:新宿NPO協働推進センター(最寄駅:高田馬場駅)
受講料:6600円(税込/問いかけカード付き)
お申し込みはこちらのフォームから |
【講師】
田辺梨絵(たなべりえ/対話鑑賞ファシリテーター/ワークショップデザイナー/プランナー/ライター/ARDAスタッフ)
大手電機メーカーのハウスエイジェンシーにてコーポレート・コミュニケーション領域のプランナー兼コピーライターとして10年務める。その傍ら「アート」と「コミュニケーション」への興味から対話鑑賞に出会い、現在に至る。学校や美術館など様々な場で鑑賞ワークショップを企画・実地するほか、対話鑑賞ファシリテーター養成講座や講座修了生の学びをサポートしている。
主な仕事:対話鑑賞ファシリテーター養成講座及び講座修了生勉強会事務局(2021年~)、美術館や小中学校・高校での鑑賞プログラムの企画及びファシリテーション(2015年~)、小中学校への展覧会デリバリー事業やアートカードゲーム「PLAY!たぐコレ」の企画協力などTAGUCHI ART COLLECTIONの教育普及活動(2019年~)、東京都美術館荒木珠奈展アート・ファシリテーター運営総括(2023年)、IMM(イミグレーションミュージアム)東京の多文化共生プログラム鑑賞プログラムコーディネーター(2024年)