集会室の外観。入口にはお花が植えられたプランターが並んでいます。
集会室では、中津川浩章さん(美術家)による似顔絵コーナーをひらきました。
中津川さんはざっくばらんにお話をしながら相手の方の表情を捉え、すらすらと描いてゆきます。5分ほどで似顔絵が完成。4世代で入居されているおばあさんとひ孫さんの似顔絵もできました。
ボランティアで集会室の運営に長期間かかわってこられたAさんも1枚。近々愛知県に戻るということで、似顔絵は記念に集会室に飾っていらっしゃいました。
おばあさんの「若く描いてね」という要望に応え「じゃあ20歳若くしますね」と中津川さん。おばあさんに「(方言で話していると)わからないでしょ?」
ARDAスタッフ「(図星!)早口でお話しされているとわからないときもあります~」
おばあさん「早口のつもりはないのだけどねえ。孫にも全然わからないって言われるの」
とお話したり。
赤ちゃん連れのお母さんとは「震災後大変じゃなかったですか?」「母乳だったから何とかなりました~」と、震災のことや生活のこと、あれこれお話しているうちに十数名の似顔絵が完成しました。
入居者の中には集会室にまだ訪れたことがない方もおり、似顔絵のために初めて集会室に来たというおばあさんも。こうした活動が、人と人、人と場所をつなげるちょっとしたきっかけになればいいなと思いました。
集会室の壁に飾られた似顔絵。「あ、これ○○さんでしょ!」と、言い当てた方もいらっしゃいました!
(近田)